品目紹介

オリジナリティ

茅ヶ崎には、約３０店舗のパン屋があります、焼き菓子屋を含めるとそれ以上です。この小さなエリアにこれだけの数が存在しているのは、茅ヶ崎に「パン文化」が存在するからだと思います。「パン文化」のない地域には、あまり多くのパン屋は存在しませんが、３０店舗以上のパン屋が共存している茅ヶ崎市では、明らかに、地元にパンを受け入れる文化があるのだと思います。茅ヶ崎はパン激戦区と言われていますが、その中で切磋琢磨して生き残っているパン屋は、どの店も個性的で、他にはない魅力があります。また、個人店ながら、有名店も多いのも特徴です。そういった個性的なパン屋の魅力をより多くの方に知って頂ける手段として、チガパンを開催しております。実際にイベントでは本当に沢山のお客様に来場して頂き、どれだけみなさんがパン好きかということを実感しました。茅ヶ崎市が「パンの町」として認識されれば、これからも、茅ヶ崎市に全国から多くの「パン好き」たちを呼びこむことが出来るブランディングの素材になると考えています。

クオリティ

茅ヶ崎発のパン祭りとして、２０１７年、２０１８年と２回開催し、どちらも高い評価を得ています。過去２回のの来場者は、いずれも約１万人程度、地元客を中心に多くの方にお越しいただきました。茅ヶ崎市内のパン屋さんのネットワーク構築を目指す事業でもあるため、茅ヶ崎市内で営業しているパン屋全員にお声かけをしてイベントを計画しました。パンは、各々の工房で製造し、袋詰めした商品を販売するため、会場が汚れづらく、管理が比較的容易であるのも、パンフェスの特徴です。多くのメディア露出も得ることができ、イベント後には、各パン屋からは売上拡大など多くの経済効果が実感できた旨報告が上がるなど、高い宣伝効果も生んでいます。

サステナビリティ

茅ヶ崎に店を構えるパン屋は、基本的には個人店レベルの小さなお店で、その数は３０程度と他市町村に比べ多いのが特徴です。小さいエリアの中に同業種の店舗が共存するため、個人店は、それぞれの工夫を凝らし、差別化に取り組んでいます。この小さなパン屋さん存続のためにも、茅ヶ崎市全体が「パンの町」として有名になることが出来れば、茅ヶ崎ブランドとして全体の活性化になると考えています。パン祭りを開催することで横のつながりも生まれ、茅ヶ崎の南も北も一緒になって、一つのブランドとして認知される強力なツールになると考えています。　
パン祭りでは、各店舗で個別包装したパンのみを販売するため、衛生上も安心で、ごみも出にくい特徴があります。会場ではゴミ箱は設置せず、お客様にゴミの持ち帰りをお願いしているので、環境保全にもつながります。また、会場内にフードバンクさんを招き、万が一余ったパンや焼き菓子も、フードバンクさんに寄付してもらうことで、フードロスが防げます。みんなで参加、みんなで環境を考える、楽しいフードイベントにしたいと考えております。